「医薬品相互作用研究」投稿規定
- 投稿者の資格
筆頭著者もしくは連絡著者は、一般社団法人医薬品相互作用研究会の会員であること(共著者も会員であることが望ましい)。 - 著作権等
本誌に掲載された論文の著作権は一般社団法人医薬品相互作用研究会に属する。編集上の事項を除き、掲載された論文の責任は著者が負う。著者は掲載決定次第、所定の著作権譲渡承諾書を会長宛に提出する。 - 投稿論文
本誌に掲載する論文は、医薬品相互作用および医療薬学に関連する研究、調査などで、すでに発表あるいは投稿されていないものとし、その種類は原則以下の1)~9)とする。
- 1)総説、または医薬品相互作用研究会における特別講演発表内容
- 2)一般論文†
- 3)ノート‡
- 4)ケースレポート$
- 5)特色ある病院、薬剤部、薬局紹介
- 6)薬学教育6年制を考える
- 7)新薬学教育6年制薬剤師
- 8)相互作用文献紹介
- 9)その他
‡ 断片的な研究であっても価値のある新しい知見を含む研究報告。原稿の長さについて、概ね、和文は12,000字以内、英文は4,000語以内とし、図表は合わせて5点以内とする。
$ 臨床症例などで、より簡潔な形での研究報告。原稿の長さについて、概ね、和文は8,000字以内、英文は3,000語以内とし、図表は合わせて4点以内とする。 - 投稿手続き
投稿は、医薬品相互作用研究会のWebサイト(http://www.drug-interaction-research.jp/)にある投稿フォームより行う。責任著者(連絡著者)情報を登録すると共に、原稿の電子ファイルをアップロードする。 - 論文の受領および受理
投稿論文受領日は、編集委員会からの受領書に記載された日とする。投稿論文の受理は、2名以上の査読員の意見に基づいて編集委員会が決定する。原稿の改訂を求められた場合には、通知日から原則として3カ月以内に改訂稿を提出する。 - 利益相反
投稿論文のすべての著者は、会員、非会員に係わらず利益相反関係について所定の様式(自己申告によるCOI報告書)に自筆で署名し提出する。開示すべき利益相反関係がない場合には、その旨を同様式部分に記載する。なお、開示すべき利益相反関係は、当該研究の開始時から原稿投稿時までのものとする。 - 倫理指針および倫理委員会等による承認書
- 1)人ならびにヒト組織等を対象とする論文は、「ヘルシンキ宣言」に示された倫理規範を踏まえ、プライバシーの保護やインフォームド・コンセントなどを適切に実施すること。また臨床研究等に関する論文は、最新の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」や「遺伝子治療臨床研究に関する指針」などの関連する倫理指針、または適用される可能性のあるその後のガイドラインや規制に準拠し、適切に実施されたものとする。
- 2)動物を対象とした論文は、文部科学省など公的機関の策定したガイドラインに従い倫理的配慮のもと適切に実施されたものとし、その旨を論文中に記載する。
- 3)倫理委員会等による承認を受けて実施されたことを本文中に明記する。掲載にあたり、倫理委員会等による承認書の提出を求めることがある。
- 英文校正証明書
英文要旨については(英語論文については全文)、英文の校閲を受け、校正証明書を添付する。 - 投稿掲載料
著者は以下に定める料金と消費税額を請求に応じて支払う。ただし、編集委員会からの依頼原稿については、掲載料を徴収しないことがある。
- 1)掲載料:刷り上がり1頁につき3,000円とする。カラー印刷が含まれる場合は実費加算とする。
- 2)別刷料:30部まで無料。追加別刷料を刷り上がり1頁につき40円とする。カラーを含む場合は別途定める。
- 執筆要項
- 1)論文は、表紙、要旨とキーワード、本文、図表の説明および図表等で構成するものとする。原稿は、原則、ワード、エクセル、パワーポイントにて作成する。用紙はA4判とし、本文には明朝体(和文)やTimes系(英文)を用いる。医薬品相互作用研究ホームページからテンプレートをダウンロードして使用することを推奨する。
- 2)本文と図表をまとめて通し頁をふったPDFファイルを別途用意し提出する。(図表は本文と独立したPDFファイルとしても可。)
- 3)表紙には、論文種類、論文題目、著者名、著者所属、所属住所、英文題目、著者ローマ字、英文所属、英文所属住所、連絡著者の電子メールアドレス、TEL、FAX、論文ハイライト(和文)の順に記載する。(テンプレートを使用して投稿する場合は、テンプレート内に表紙の必要事項を記載することで表紙の提出を省略できる。)
- 4)論文題目は、できるだけ簡単に、しかも内容を的確に表現できるよう配慮する。
- 5)本文の冒頭に論文種類、論文題目、要旨(Abstract、英文250語以内)、キーワード(Key words、英文5語以内)を記載し、改ページして本文を記載する。
- 6)本文には、緒言、方法、結果、考察、結論、利益相反、引用文献などを記述する。
- 7) 論文審査のための補足的資料がある場合には、「査読用補足的資料」として添付する。査読用補足的資料は、雑誌には掲載しない(オンライン版で公開することがある)。
- 8)外国(語)の固有名詞、外国人名は欧文活字体(原語)で明記し、固有名詞以外は小文字で始める。要旨および本文でしばしば繰り返される語は略語を用いても差し支えない。略語による薬品名は大文字を用いること。ただし外国語で、一般に日本語化しているもの、例えばアルコール、メタノール、ビタミンなどは、カタカナ書きとする。薬品名は一般名を用い、商品名、略名、コードナンバーを避け、記載したい場合には、タイトルおよび本文の最初に出てくる箇所に、「一般名(商品名)あるいは一般名(略名)」とする。動物名はカタカナ書きの和文を用い、植物名および菌名はラテン語の学名をイタリック体で併記する。
[例]
irinotecan(以下、CPT-11)
集中治療室(intensive care unit:以下、ICU)
bendamustine(トレアキシン®)
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) - 9)化合物名には英文を使用し、学術用語集化学編増訂2版(日本化学会、南江堂1986年版)および公定書を基準とする。
- 10)句読点は。「、」「。」とし、括弧は「( )」とする
- 11)書き出しおよび改行後は、1字あけて2文字目から始める。
- 12)各項目は、1.2.3.、・・・、(1)(2)(3)、・・・の順に記載する。
- 13) 数字はアラビア数字を用い、数量の単位は国際的に慣用されているものを用い、次のように記載する。:
[例]
m、cm、mm、μm、nm、kg、g、mg、μg、L、mL、μL、%、w/v%、ppm、m.p. 87–88℃、m.p.、b.p.、d(密度)、0.1 N(規定)、0.2 M(モル濃度)、K(解離定数)、pH 5.0–5.4、V(ボルト)、n(屈折率)、η(粘度)、〔α〕(比旋光度)、d(右旋)、l(左旋)、hr、min、sec、LD50、ED50、p.o.、i.v.、i.p.、s.c.、t1/2、Vdなど。 - 14)図表は論旨の展開に最低限必要なものに限り、1頁1点ずつ作成する。図には、頁の右上隅に図と明確に区別して、図1、図2のように番号を付す。表は、表1、表2のように番号を付し、タイトルおよび説明もつける。他誌からの図(写真含む)表の引用、転載は原則として行わないこと。やむを得ず行う場合は、あらかじめ版権所有者の許可を得、各図表の下に引用した出典を明記する。
- 15)本文中の図表を指示する言葉としては、図1、表1、Fig.1、Table 1 のようにし、下図、右表、次表などを用いないこと。図説は、図とは別に原稿内に記載すること。
- 16)抗がん薬治療関連の論文で、治療計画(レジメン)を示す場合は表にすること。薬品名(英文)、標準投与量、投与法(持続点滴、ボーラス)又は時間、投与日、休薬期間(コース間隔)を記載する。レジメンの名称は略語のみの記載を可とする。
- 17)謝辞を記す場合は、利益相反の記述の前に見出しをつけて記載する。
- 18)利益相反については、引用文献の前に見出しをつけて記載する。利益相反関係がない場合は、「申告すべき利益相反はない。」などの文言を記載する。
- 19)人を対象とする研究については、研究対象者に十分な説明を行い、理解と合意(インフォームド・コンセント)を得たことを本文中に記載すること。(ただし、施設の倫理委員会がインフォームド・コンセントを免除した場合は、その旨記載すること。))
- 20)本文中の引用文献は、1論文を通し番号とし、右肩に1)のように上付き文字にする。引用文献は、本文の後ろに見出しをつけて一括し、番号順に列記する。
なお、インターネットからの引用は国内外の公的機関のもののみを引用可能とする。講演要旨集、添付文書、インタビューフォーム、社内資料および新聞からの引用については、本文中に記載し、引用文献に含めない。
引用文献の正確性については、著者の責任であるため、記述にあたり十分注意する。
投稿論文が英文の場合は、引用文献も全て英文で記載する。
記載順は、著者名(日本人はフルネーム、外国人はファミリーネームにファーストネームのイニシャル):表題、雑誌名(略名)、巻数(号数)、ページ(最初のページと最後のページ)、西暦年号、を原則とし、記載例を参考にする。
[雑誌]
例1)久保田隆廣:アザチオプリン/6-メルカプトプリン代謝に関わる薬物代謝酵素とその遺伝的多型,医薬品相互作用研究,38(3),1-7,2015.
例2)Tanaka A, Takechi K, Watanabe S, Tanaka M, Suemaru K, Araki H: Convulsive liability of cefepime and meropenem in normal and corneal kindled mice. Antimicrob. Agents Chemother., 58(8), 4380-4383, 2014.
例3)Ichida K, Matsuo H, Takada T et al.: Decreased extra-renal urate excretion is a common cause of hyperuricemia. Nat. Commun., 3, 764, 2012.
[単行本]
例4)板垣史郎:第Ⅶ章 血中濃度測定法の概要と測定機器の紹介,TDM実践ハンドブック,唯野貢司・菅原 満・小林道也・齊藤嘉津彦・後藤仁和・戸田貴大編,薬事新報社,東京,pp17-18,2007.
例5)Briggs GG, Freeman RK, Yaffe SJ: Drugs in Pregnancy and Lactation, 9th ed, Wolters Kluwer Health/Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia PA, 2011.
例6)第十三改訂 調剤指針,日本薬剤師会 編,薬事日報社,東京,2011.
[国内外の公的機関に関する情報]
例7)独立行政法人国立健康・栄養研究所:「健康食品」の安全性・有効性情報.https://hfnet.nih.go.jp/ 2014年2月9日アクセス.
例8)US Food and Drug Administration: Drug Interaction Studies ‒ Study Design, Data Analysis, Implications for Dosing, and Labeling Recommendation.
http://www.solvobiotech.com/documents/FDA_Draft_Guidance_on_Transporter_related_drugdrug_interactions-2012.pdf 2014年3月1日アクセス.
例9)厚生労働省医政局:医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について,医政発0430第1号 (2010年4月30日).
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編集委員会
委員長 :富岡 佳久
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委 員:赤嶺 由美子、朝賀 純一、岡田 浩司、小原 拓、加納 誠一朗、岸川 幸生、小林 江梨子、坂爪 重明、佐藤 信範、志田 敏宏、菅原 満、住谷 賢治、千葉 健史、戸上 紘平(Web担当)、富田 隆、中川 潤一、中川 直人、細井 一広、松本 洋太郎(事務局)、村井 ユリ子
(50音順)
令和6年11月改訂